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働いて年金が減るってどういうこと?

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    お給料と年金を同時に貰うと年金が減るかもしれません。

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    どういう人が年金を減らされるの?

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    将来の働き方を考えるきっかけにしましょう。

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    令和8年度の新しい制度を解説します。

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    自分は当てはまるの?実際に計算してみよう。

最近では年金をもらいながら働き続ける人は珍しくありません。むしろそういう人の方が多いかもしれません。

年金のルールでは働きながら年金をもらうと年金がカットされることがあります。

みんながそうではありませんが、ご自身の場合はどうなるかまずはルールを理解して将来の働き方を考えるきっかけにしましょう。

年金が減る仕組み

年金が減る仕組み

働いたら年金が減る?「在職老齢年金」の仕組みをFPが解説

  • Point 01

    年金が減らされる仕組み

    お給料と年金をもらうと年金が減らされる。どこかで聞いたことがあるかも知れません。

    この減らされてもらう年金のことを在職老齢年金と言います。

    少し難しい言葉ですが、簡単に説明すると年金とお給料を合わせて一定の金額以上になると超えた部分の半分の金額が年金からカットされる制度です。将来の働き方に影響がありますよね。

  • Point 02

    どんな人が年金を減らされるのか

    誰でも年金をもらいながら働いていると年金をカットされるわけではありません。

    対象者は会社員などの厚生年金に加入している人です。自営業者などは関係ない話ですから安心してお仕事をして下さいね。厚生年金に加入しながら働いてお給料をもらっている人が対象です。

  • Point 03

    全ての年金がカットされるのか

    65歳から受け取る年金には大きく分けて2つあります。国民年金にあたる老齢基礎年金と厚生年金に加入していた期間分受け取る老齢厚生年金です。

    この両方とも年金が減らされるのかというとそうではありません。

    減らされるのはあくまで老齢厚生年金(会社員などの時に払った保険料の期間)だけです。

    ずっと自営業者だけをしていた人で老齢基礎年金だけ将来もらうことになる人は関係のなくなります。


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FPが教える対策

年金が減る仕組みを詳しく解説

厚生年金に加入しながら働いて、年金を受け取っていると収入によっては受け取っている年金が減らされるかもしれません。

この制度の事を在職老齢年金といいます。

もちろん、みんながみんなそうとは限りませんが制度を理解することはこれからの働き方を考えるうえでとても重要です。

もう少し在職老齢年金について理解してみましょう。


まず、在職老齢年金とは、一定の収入を得ながら年金を受け取る場合に年金額が減額される可能性がある制度です。

では、一定の収入とはいくらの事をいっているのでしょうか。

令和8年度の一定の収入は65万円です。

この65万円という金額をお給料と年金を合わせた金額が超えているかどうかで判断しますが、単純に両方合わせて65万円以上かどうかではなく少し面倒くさい計算をしなければいけません。


まず覚えておいて欲しいことは、この65万円という数字は「1か月での金額」になります。

つまり、1か月のお給料と年金を合わせて65万円を超えているかどうかが基準になります。


分かりづらいと思いますのでちょっとした例を出して考えていきましょう。

とある会社員が厚生年金に加入しながら働いて、年金も受け取っている場面をイメージしてみましょう。

この人の場合の在職老齢年金はいったいどうなるでしょうか。


・お給料の計算

まず、お給料の1か月の計算ですが、このお給料とは直近1年間で受け取ったお給料とボーナスを合わせてあなたは1か月分いくらもらいましたか?で計算します。

例えば毎月のお給料が30万円だったとします。そしてボーナスが年2回60万円受け取っていたとしましょう。

この人の場合は直近1年間ではお給料30万円×12か月+ボーナス60万円×2回=480万円ですよね。

では1か月あたりではいくらか、480万円÷12か月=40万円になります。

つまり、この人の場合は1か月あたりのお仕事で得た収入は40万円ということになります。


・年金の計算

次に年金の計算をしましょう。

年金もお給料と同じように1か月あたりの金額を計算します。

では、計算しやすいようにこの人が受け取っている年金が120万円だったとしましょう。

同じように1か月あたりで計算します、計算は簡単ですよね。

120万円÷12か月=10万円

この人の1か月の年金額は10万円ということになります。


・両方合わせて65万円を超えているか

お給料と年金の両方の1か月分の計算をしてきました。

最後にこの両方を合わせて65万円を超えているかを計算します。

両方合わせると40万円+10万円=50万円になります。

この人の場合は65万円を超えていません。つまりお給料と年金を両方もらっていてもこのようなときは年金はカットされず、

そのまま受け取れることになります。

安心して働けるわけですね。


・年金がカットされるのはどんな時

では、年金がカットされるのはどのようなときでしょうか。

例えばお給料がすごく高い人などは年金がカットされる可能性がでてきます。

今まで計算してきたようにお給料と年金を合わせた金額が65万円を超えているかが基準でした。

では、お給料が高い人の場合を計算してみましょう。

ある人がお給料とボーナスを合わせた金額が直近1年間で70万円だったとしましょう。

そして、受け取っている年金が同じように1か月10万円の人がいたとしましょう。

この人の場合は70万円+10万円=80万円になります。先ほどの50万円の人と比べるとお給料が高い分、高額になっていますね。

では、この人の年金はどれくらいカットされるのでしょうか。

80万円は65万円を15万円超えています。

つまりこの人の場合は基準から15万円オーバーしているということです。

では、15万円カットされるかというとそうではなく、このオーバーした金額の半分がカットされる金額になります。

つまり、15万円の半分の7.5万円がカットされる金額になります。

あくまでも65万円を超えた金額の半分がカットされる金額になります。


・実際に受け取れる年金はいくら?

では、実際にこの人の場合はいくら年金を受け取ることができるのでしょうか。

カットされる金額は7.5万円です。

そして受け取れる年金は1か月あたり10万円でしたよね。

つまり10万円-7.5万円=2.5万円

この人が受け取れる年金は1か月あたり2.5万円に減ってしまうことになります。

かなり少なくなってしまいますよね。

そして、この2.5万円のことを在職老齢年金といいます。


お給料やボーナスが高い人は在職老齢年金の制度で年金が減ってしまうことがあります。

せっかくやる気があって働いているのに、そのせいで年金が減ってしまうのではやる気にも影響が出てしまいますよね。

今までの経験をもっと活かしたい、若い人に技術を教えたい、そう思うことはとても素晴らしいことです。

でも年金が減ってしってはやる気が落ちてしまう、そう思うのであれば短時間での勤務など厚生年金に加入しない働き方などを考えてみるのもいいのではないでしょうか。


これからの働き方や生活設計を考えるきっかけになればと思います。


年金を減らされない人も注意しよう。

在職老齢年金の仕組みで年金を経れされる人はそんなに多くはいないと思います。

なぜなら、基準の金額が65万円(令和8年度)とかなり高額だからです。

しかも、年金をもらえる年齢であることを考えると再雇用などでお給料も以前よりは低くなっているパターンが多く、基準を超えるお給料をもらえる人のほうが少ないことが考えられるからです。


とはいえ、年金がカットされないからといって働いている間ずっとカットされないかというとそうとも言い切れません。

もしかしたら、どこかのタイミングで年金がカットされてしまうかも知れません。

それはどういうことか、関係する厚生年金の制度について少しお話しますね。


厚生年金に加入して働きながら年金をもらっている人に影響がある制度が在職老齢年金です。

そして厚生年金に加入しているということは、当然厚生年金の保険料をお給料から天引きされているということですよね。

それは、将来もらえる年金の金額が増えるということでもあります。

では、この働きながら納めている厚生年金保険料はいつ、どのタイミングで年金額に反映されるのでしょうか?

それは、毎年厚生年金に加入した期間を計算して、年金額を新しく計算し直して受け取る年金を変更しています。

つまり、働きながら年金をもらっている人でも、納めた保険料に応じて毎年年金が増えていくということです。


せっかく納めている保険料なので働きながら年金が増えていくことは働く意欲も増していくのでとても良いことではあるのですが、ここでちょっと注意が必要です。

働きながら受け取っている年金が毎年増えていくということは、もしかしたらどこかで在職老齢年金の基準の65万円を超えてしまう可能性もあるということです。


超えてしまったら当然、超えた金額の半分は年金からカットされてしまいます。

65万円ギリギリの収入で働いている場合などは年金が増えるといつの間にか65万円を超えている、なんてことも考えられます。

そうしたら想定していた収入が得られなくなってしまい、生活にも影響があるかも知れません。


このように厚生年金制度には複雑なルールがたくさん存在します。

自分はどのような働く方をしたらいいか、年金制度を理解することもとても大事ですよね。


現在は働き方も多様化しています。

いろんな働き方がある中で厚生年金の被保険者として働く場合、制度上どのようなことがあり、自分にとってどんな影響があるのかをよく理解しましょう。

実際の事例を紹介

これからの働き方、少し考えてみませんか?

将来の働き方、老後の生活費やその準備の仕方など、これからの事を考えるとどのような対策をしたらいいか、自分の考えは間違っていないのかといったちょっとした不安がでてくるものです。


特に公的年金制度は日常の中で頻繁に会話をするものではありません。

そうすると余計に制度が複雑に感じたり、自分に影響がある制度はどのようなものか、どうしたら有利なのかといったことが分からなくなってきます。


今回、お伝えした在職老齢年金などもそうではないでしょうか。

知らないで働いていた場合、もしかしたら想定外の事が起きてしまって将来設計に影響がでてしまった、なんてことにもなってしまうかもしれません。

そうなる前にきちんと制度の理解はしておきたいですよね。

でも、年金制度や将来設計に詳しい人が身近にいるとは限りません。


もし、将来の働き方やこれからの生活設計について一緒に考えてくれる専門家が必要と思いましたら是非一度ご相談ください。

ご自身のお考えや方向性などをお聞きしてこれからの事についてアドバイスをさせていただきます。


もちろん、年金制度について知りたいだけなどのご相談にもご対応しております。

リスクを回避する最大の方法は理解することだと思っております。


でも、少し相談するにはハードルが高そうと思っている方に向けて、初回ご相談を60分無料で行っています。

この機会に今後の働き方などを考えるきっかけにしてみてはどうでしょうか。

オンラインでのご相談も承っています。

気になる方はまず、お気軽にご相談してみてこれからの事を考えるきっかけ作りをしてみてはどうでしょうか。

不安を少し軽くするお手伝いをしております。  

ご相談お待ちしております。

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